ブラジル:7 「日本に帰国するために死にそうになる」


そうして、いっぱいの思いを抱えて、私は帰国する事に決めた。

ボランティアを終える時、キッチン仲間のみんなからプレゼントをもらった。
巨大で重い鳩の陶器の置物とかもあって、
「私まだ旅の途中で、コレ荷物になるだけって、この人わかってるかな?」とかありつつ。
(みんなにお花の刺繍をしたハンカチをお返しした)

そしたら何か
「よし・・・帰国しよう」
普通にそう思えた。

ボランティアに数カ月入るって決めた時点で、もう日程的にも金銭的にも
コレ以上の旅はチラリ諦めてたし。

何よりとにかく日本の普通のカレーが食べたかったし。
ええ、ソレは最早、もう中毒気味に。

今回、オーストラリアとアメリカと南米しか行ってなかったけど、
ヨーロッパ、アフリカ、アジアは昔行ったから、
点と点を繋げば世界一周って事になるだろうと。
(後日談ですが、この時世界一周しなかったのがよっぽど悔しくて、
この9年後、短期間ですが、再度、世界一周にチャレンジして、
今度は全ての大陸上陸に成功しますた!)


長旅人は、みんな大盛り上がりのブラジルのカーニバルとか、
実家の引っ越しとか、イベントを作って無理矢理帰って行った。

終わらせないと終わんないし!

私ももうコレでオワリにしよう。つーかとにかくカレー食べたいし!
カレーカレーカレー!
ああ、カレーカレーカレー!!カレーカレーカレー!!
カレー喰わせろおおおおおおおおおおおお!!

帰ろう。家族や友達が待つ、日本へ。
そうして私はうっかり、あまりのカレー食べたさに日本に帰国した。



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