フランス「母性と許しとで祈りの道で死にそうになる」


翌朝、エッフェル塔へ。

最寄の地下鉄から出るとすぐにエッフェル塔が見えた。
東京タワーじゃん!って普通に思った。
つーか中々凄い。巨大。見ただけで感激した!

そしてエッフェル塔近くまで歩いてゆく。通天閣じゃん!
って思った。


ちなみに地下鉄からエッフェル塔まではセーヌ川のほとりを歩いた。
セーヌ川では遊覧船がたゆたっていて、浅草の観光船
じゃん!って思った(しつこい)。


ちなみにセーヌ川のほとりではランニングしてる人、犬の散歩をしてる人、
カップル、鳩を追いかける子供、平和丸出し、のんき全開で、
セーヌ川はパリジェンヌに愛されてるなぁって思った。
ああ、カプチーノ飲みてー!

そしてエッフェル塔から凱旋門へ。
地図を見ると距離も近かったので歩いてゆく事に。

並木道を歩く。どんどん歩く。真っ直ぐ凱旋門まで道が続いていて、
凱旋門に近づくと何だか嬉しくなった。
そして凱旋門到着。
んー大したこと無いな。期待ハズレだなー。

いや、ゴメン!私、凱旋門、横面から見てた!
正面から見たら結構凄い。おー!おー!
つーか横から見ただけで感想言うなっつーの!
適当だな!私!



ところでこの先のスペイン行きの電車とかどうしよう。
ツーリストインフォメーションに行って、日系旅行代理店に行って、
小型ホテルのフロントで聞いて、大型ホテルのフロントまで行って、
ようやく情報が手に入る。

オステルリッツ駅から22時発でバルセロナ行きがあると。有難う!
そのままオステルリッツ駅に行って、その日の夜行をおさえ、再度街へ。


ルーブル美術館へ。
ココ、来たかったんだよね!

モナリザのほほえみとか、ミロのヴィーナスとか、
教科書で見た事あるような作品
いっぱいある。

モナリザのほほえみは「母性」を。
ミロのヴィーナスは「許し」を感じた。


美術館は日本にいた時から良く行ってた。
ヒトツの美術館に行って、ヒトツ好きな作品を見つけれれば良いと思う。
出来れば何でその絵が好きなのか、考えればイイ。

そして凄い絵って言うのは、自分自身と向かい合わせてくれる絵だ。
じっくり見ていると初めは何も感じなくても、ずうっとずうっと見ていると、
何か感じるモノがあったり、自分を突き詰めさせてくれる。
そういう全てに逢いに、美術館へ行くのだ。

ルーブル美術館には、古代エジプトとか、古代オリエントとかの
イロイロな彫刻とか、尋常じゃない量の展示物があった。
特に古代エジプトの巨大な石壁?のストリートは「祈りの道」って
感じが伝わって来て、スゲー!と思った。

歴史的価値のある西洋画も1フロアおさえてて、
宗教画ばっかりじゃねーか!
と思ったけど、でもさすがキリストがはりつけにされた宗教背景が
好まれるヨーロッパ。
犠牲とかが好きなんだなー。
そういう絵多いなー。

でもやっぱり私、宗教画好きだ。
神様の絵だもんなー。
祈りの絵だもんなー。


私もいつかミシャみたいな美しいステンドグラスみたいな絵を
描きたいなー。
ほくほく気分でルーブル美術館終了。

ルーブル美術館で古典美術を見たら、現代アートが見たくなった。
ルーブル美術館スタッフに聞くと「ポンピンがオススメ」だと。

有難い!でもポンピンが
地名なのか美術館名なのかがわからない。

ルーブル美術館スタッフに再度聞く。

旅の鉄板約束!人に何か尋ねる時は、
相手の目をしっかり見る!
そうすると真剣味が伝わって、
真剣に答えてくれる!

ポンピンとはポンピドゥミュージアムの事。最寄の地下鉄駅はランビュトー駅だと。


早速、ポンピドゥミュージアムに行く。
中へ入ると、意外と有名ドコロがいっぱいあった。
マティス、ピカソ、マグリッド。
そしてシャガールが大量にあった。シャガールは愛とか描いてるもんなー。
愛の国フランスでは人気あるんだなー。

また愛とか、宇宙とか、戦争とか、
各テーマ毎に仕切ってあった。


うーん。コレは凄い。感覚にビンビンくる。イロイロ訴えてくるなー。
短時間だったけど、見れて良かった!

そして美術館後はカフェへ。オープンカフェでカプチーノを飲む。
キモチはパリジェンヌ。
道ゆく人を眺める。周りは愛を語りあったり、何か議論をしている。
こうしてパリは育ってきたんだろうな。

そして夜行でスペイン・バルセロナへ。
すこうし愛を知って、私は夜行列車で爆睡。



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